世界文化遺産

世界文化遺産

  • 복사
  • 해당 서브 사이트명 qr코드

    모바일로 QR코드를 스캔하면
    이 페이지로 바로 접속 할 수있습니다.

世界文化遺産

遺産とは私たちが先祖から受け継ぎ、現在に至るまでそのなかで暮らし、今後も私たちの子孫に引き継がなければならない資産だ。
自然遺産と文化遺産、いずれも何ものにも代え難い私たちの暮らしとひらめきの源泉である。

遺産の形態は独特ながらも多様だ。アフリカタンザニアのセレングゲティ平原からエジプトのピラミッド、オーストラリアのサンゴ礁と南米大陸のバロック聖堂に至るまで、全てが人類の遺産といえる。「世界遺産」という特別な概念が現われたのは、この遺産が特定な所在地と関係なく、全ての人類に該当する普遍的な価値を持っているからである。

ユネスコは人類の普遍的な価値を持った自然遺産と文化遺産を発掘・保護、保存するため、1972年に世界文化及び自然遺産保護協約(Convention concerning the Protection of the World Cultural and Natural whc; 略称「世界遺産協約」)を採択した。

世界遺産の定義

世界遺産とは、世界遺産協約が定める卓越した普遍的価値を持った遺産として、その特性によって自然遺産、文化遺産、複合遺産に分類する。

  • 文化遺産

    • 記念物 記念物、建築物、記念彫刻及び絵画、考古遺物と構造物、金石文、穴居遺跡地及び複合遺跡地の中で、歴史、芸術、学問的に卓越した普遍的価値があるとされる遺産
    • 建造物 独立している、またはつながっている構造物であって、歴史上、美術上、卓越した普遍的価値がある遺産
    • 遺跡地 人工の所産、または人工と自然が結合した所産及び考古遺跡を含んだ区域で歴史上、観賞上、民族学上または人類学上、卓越した普遍的価値があるとされる遺産
  • 自然遺産

    • 無機的かつ生物学的な生成物から生み出された自然の記念物として、観賞上または科学上、卓越した普遍的価値があるもの
    • 地質学的及び地文学的な生成物と、これと共に絶滅の危機に瀕している動物・生物種の生殖地及び自生地として、特にある区域で科学上、保存上、美観上、卓越した普遍的価値があるもの
    • 科学、保存、自然美の視点から見る時、卓越した普遍的価値が明確な自然地域及び自然遺跡地
  • 複合遺産

    • 文化遺産と自然遺産の特徴を同時に有する遺産

世界遺産のエンブレム

世界遺産のエンブレムは、世界遺産協約によって保護されている遺産や世界遺産目録に登録された遺産、世界遺産協約が目標とする普遍的価値を表現するために使用される。
ベルギーのアーティスト、ミシェル・オリフ(Michel Olyff)が制作した作品で、1978年に採択された。

真ん中の四角形は人間の技術及びインスピレーションの結実を象徴し、外の円は自然を表す。四角形と円は繋がっていて、人間は自然と互いに繋がっている存在である事を表現する。デザインの丸い形は世界を象徴し、「人類が共に世界遺産を保護しよう」という願いが込められている。

世界遺産エンブレムの主要使用原則

  • 世界遺産委員会は遺産協約の目標と価値に実質的にあてはまる全ての活動に、このエンブレムの使用を承認することができる。
  • エンブレムの使用承認は、事業の内容と密接に関連するものに限られており、商業的な目的のためのエンブレムの使用は制限される。
  • 承認の重要基準は世界遺産原則及び価値と関連する教育、科学、文化及び芸術的重要性である。コップやTシャツのような観光記念品のように教育的な価値がないか、価値が薄い場合にはエンブレムの使用を制限する。委員会の会議など、特別な行事には例外的に使用を承認することができる。
  • 世界遺産全体を明確に支援したり、特定の世界遺産を支援することが証明される特別な場合を除いては、旅行会社、航空会社などの商業的な目的で運営される機関ではこのエンブレムは使用できない。
  • 止むを得ず商業的な利益の発生が予想される場合、世界遺産センターにその内容が明示された契約書やその他の同意案を作成しなければならない。
  • 科学技術及び保存技術と関連するセミナーやワークショップのように、特定の世界遺産と関連がないか、または一般的な使用基準から外れた場合、使用指針を検討して承認を得てから、エンブレムを使用することができる。その場合は、エンブレムの使用が協約の移行促進に役立つという事実を証明する旨に重点を置いた申請書を作成する必要がある。